2006年04月24日

怪僧 天下を謀る 南光坊天海

この「天下人」には、多種多様な人物が登場する。
いずれも一筋縄ではいかぬ人物ばかりだが、
その中でも異彩を放つのが、今回紹介する

南光坊天海だ。

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この天海という男、その生涯の殆どがに包まれている。
元比叡山の僧侶で、あの信長の「比叡山焼討ち」の難から逃れ、
諸国の寺を流浪後、小田原城攻め〜関ケ原頃に徳川家康と出会い、
程無くして彼のブレーン的存在となっている。
以降、家康の、そして徳川幕府の陰の実力者として、
家康から三大将軍・家光にまで仕え、108歳(!!)で没したとされている。

特に、家康没後に、その称号を「東照大権現」とし、
江戸鎮護の要として、日光東照宮に奉った功績が大きい。
※一説には、江戸城下の都市計画の基礎
 天海が起案したとされている。

と判明している経歴を紐解いただけでも
何やら「常人とはかけ離れた資質の人物」がうかがい知れる。

で、この天海、「天下人」の中では、
明智光秀「本能寺の変」後、世を欺く為に
その身を偽る名・身分という設定になっているが、
実はこれ、歴史小説や歴史学者の間でも
取り上げられる説(半分トンデモではあるが)なのだ!

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光秀自身もかなり謎の多い人物。
将軍・義昭の特使として、織田家を訪れる以前の経歴は
伝承・伝説の類でしかないものが殆ど。
妙にそのあたりが天海の人物像とかぶる。

希代の怪僧、幕府・影の宰相、南光坊天海
果たして、その正体は何者であったのか……

全ては歴史の闇に飲み込まれてしまった。


posted by 野座羅氏 at 19:54 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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