2006年04月27日

器量は悪いが働き者 戦国時代の馬匹考

戦国時代の「機動部隊」といえば、

騎馬隊だった。
「天下人」では、
特に武田騎馬隊の存在とその攻撃力は
恐ろしいの一語に尽きる。

この騎馬隊などに代表される、戦国時代の馬
一体どのようなものであったのか?

0427a.jpg

まず、当然ではあるが、この時代の馬は、
今私たちがよく目にする競走馬(サラブレッド)ではない。
日本固有種の馬たちであった。

現在では在来馬8種が確認されるのみで、
木曽馬を代表とする中型種と、
野間馬などの小型種に大別される。
※すでに絶滅した種としては、南部馬・三春駒・三河馬など
 かなりの数の亜種がいた。

これら日本在来種の特徴は
太くて短い足
大きな胴
背の低さ
 が挙げられるだろう。
当時の日本人の平均身長160cm前後でも、
騎乗すると「足がつく」というから
かなり背が低かったことがわかるだろう。

だが、これらの日本馬は見かけによらず力が強く、
現在でも開催されているばんえい競馬(北海道旭川市)では
1tのソリを牽く競技があり、
その力強さはサラブレッドの比ではない。

考えてみれば、鎧を完全装備した騎馬武者、
人間の体重も合わせれば百キロ超を乗せ、
長時間の巡航や悪路の走破を軽々とこなす。
騎馬隊にとっては「欠かせぬ心強い友」であった。

確かにその走りには「優雅さ」は欠けているのかもしれない。
だがそれを補って余りある迫力と馬力

これらの日本馬の走り、機会があれば是非見る事をお勧めする。


posted by 野座羅氏 at 16:56 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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